IEEE 802.11ah免許不要帯域のSub 1GHzで動作する新規のWi-Fi規格であり、IoT（モノのインターネット）アプリケーションに必要な長距離通信と低電力接続を実現します。NRC7292 EVKはNRC7292 Wi-Fiモジュールに関する評価やソフトウェア開発をサポートします。NRC7292モジュールは最大23dBmの電力を伝送できる外部RFフロントエンドモジュール（FEM）を含みます。オンボードシリアルフラッシュはOTAソフトウェア開発に適用でき、内部32KBキャッシュメモリと組み合わせ場、XIP（execution in place）機能にも対応します。

ARM CortexM0とCortex-M3のデュアル組み込みプロセッサがあれば、NRC4792は独立型デバイスとして使用でき、また、シリアル・ペリフェラル・インタフェース（SPI）や汎用非同期式送受信機（UART）インターフェースを介したホストプロセッサのスレーブとしても使用できます。更には、APとSTAの両方の役割に対応します。