NRC6791は、低電力独立型組込みステーション、アクセスポイント、IoT（モノのインターネット）のシングルストリームモードで動作する高集積IEEE802.11n準拠RF／ベースバンド／MACソリューションSoCです。NRC6791 は、IEEE 802.11n規格と、それに対応するWi-Fi Alliance認定に定められた必須機能やオプション機能の両方をサポートします。また、IEEE 802.11b専用、IEEE 802.11b/gやIEEE 802.11b/g/nの組み合わせなど、様々な構成で使用し得ます。

NRC6791 は、アプリケーションをホストする、或いは、のアプリケーションプロセッサからWi-Fi ネットワーキング機能のオフロードする機能を備えた、完全独立型Wi-Fiネットワーキングソリューションです。NRC6791は、低電力のモバイルウェアラブルデバイスやIoTアプリケーション向けの独自技術を多様に組み合わせて、消費電力を最小に抑えられるよう、特別に設計されています。NRC6791は、Wi-Fi DirectとWi-Fi Aware P2Pを採用し、幅広いIoTの使用範囲を可能とする一方、ワイヤレス接続を便利且つシンプルにするため、ユーザはワイヤレスデバイスでより多くのことを体験できます。

RFは業界で実証済みの直接変換トランシーバー アーキテクチャをベースとする、IEEE 802.11b/g/n SoC実装に最適化された完全無線フロントエンドです。当該トランシーバーIPには、完全統合型パワーアンプとCMOS RFスイッチが含まれます。RF IOポートはシングルエンドのfractional-Nシンセサイザーであり、パワーアンプとPMUが完全に一体化され、BOMとPINの数を最小限に抑えることができます。